黄金旅程

WT☆Egret 1stワンマンを終えて。新幹線来ない新神戸から。

 

今日はワンマン前の対バンをすっ飛ばして(そもそも時間が早いから泊まりでないと厳しいってのもあるけど)、まずは名古屋に寄ってWONDER SNAKE。

スイミンに会いに行くのもそうだけど、去年最大の残痕が「WONDER SNAKEのワンマンライブに行かなかった」こと。これがマジでいつまでも後悔として残っている。結果としてワンスネのスイミン・クラウン・聖3人での最後のワンマンになってしまっているこのライブはYoutubeで全編配信されたんだけど、それを見て更に後悔の念が増した。

すげぇ良いライブなんだよな。RAD HALLで3人と観衆で暴れまくる姿もそう。3人のこの日に向けての努力の跡だったり、ファンの待ち遠しさだったりがステージとフロアにあった。行こうと思えば行けたんだけど、距離を理由にしてしまった。聖はもう居ない、クラウンも去った。その日その時にしか見れないライブなんてものじゃ無くなってしまったからこその後悔。その気持ちがあったからWTEもWONDER SNAKEも捨てられなかった。仕事なんてクソくらえ。

 


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一昨年某古川さんが「04のMVいいね」的なツイートしていて、そこから気になったWTE。それまではSHIRASAGI DISCOが耳に残っていた、くらいだったけど。当時はMELiSSAを追いかけていて、自分の中でSTRAY SHEEP CLAYMOREやウイバナ、カイジューバイミー、スパンコールグッドタイムズ(覚醒のアドット)辺りを受け入れていた下地もあった。良い楽曲は良い楽曲として取り込もうとしていたから、04以降の楽曲も以前の楽曲も染み込んで来た。でもZAWA Fesで特典会に初めて行ったけど、まだ姫路の「ひ」の字も知識が無かった。そこから主にKiller Tuneでステージの回数を増やしていったし、TIFでお目当てを聞かれるのなら「WT☆Egret」と言おうかくらいまで楽曲にもメンバーにも魅力を感じるようになっていた。

 

Killer Tuneに出ているのは割合として「ギラギラ系」のアイドルが多め。なんか彼女たちからは楽曲の(ロックっぽい)テイストやステージでの雰囲気も味方して、特典会なんかでは着飾らない「等身大」さがあって、そこに人間としての魅力がある。「キラキラ系」なはずのWTEからも、なぜかそれを感じるんだよな。それは多分(主にまりなの)アイドルとしての資質もある上に(主にももなの)関西気質だったり(主にあやふじの)人としての規律正しさだったり(主にのあの)新メンバーとしの向上心だったりを勝手に感じ取っているからなのかも知れない。

それは勿論これまでに絡んできたアイドルちゃんたちとの経験値も生かされている上でのことなんだけど。

 

で、そんな彼女たちWTEの1stワンマン。

まぁ、行って後悔なんて無いことはこれまで見てきたステージから分かっているし、そうなると行かない後悔をしたくない気持ちだけ。

初めてのバンド。prismやHELLO HELLO、Headphoneもバンド音楽になっていたことに感動と衝撃もあったし、これはまず今後もそう簡単に見れるものじゃないであろうのでこれだけでも来て良かった。そして音源の変化による歌唱のブレもほぼ感じず、そこはレッスン量の賜物と受け取れる。

新曲『惑星(表記に揺れアリ)』と『We are in the Dance music(表記に揺れアリ)』はまた音源をしっかりと聴き込んでみたい。(個人的イメージとしては、本能と才能+アンブレイカブルっぽさがあって、後者は更にピアノダンスロック(なにそれ)色が強い)

 

なによりワンマンって自分たちだけで作り上げなければいけないもので、だからこそ自分たちの成長を見せることが出来るし、全てを自分たちの色に染め上げることが出来る。

本当は悪いワンマンなんて無いんだよ。そこに向かって全てを仕上げているから。そして、それが分かっているからファンもより良いワンマンを作り上げる手助けをする。目の前の4人がもっと羽ばたけるように。

 

俺は04以前のWT☆Egretを知らない。だから「前に比べて~」とは言えないけど、今のWT☆Egretが良いと言うことは出来る。ILU2組(カイジュー・スパンコール)のファンたちは素晴らしいと何回も言ってきたけど、WT☆Egretのファンも素敵だと感じることが出来た。ファンもグループの一員とするならばWTEはもっと羽ばたけるだろうし、「今」の最高のWTEを表現出来た4人にはもっともっと羽ばたいて欲しい、と願わずにはいられないライブだった 。

 

「見て良かった。」と当たり前の感想が言えるのは、WT☆Egretの4人の努力の結晶が実ったワンマンに出来たからだろうな、と名古屋で書き終わったのでグリーン車の優位性を活かすために東京まで寝るとす。