グッタイ

スパンコールグッドタイムズワンマン。

 

南アイナと言うピースが加わって初のワンマン。とは言え、加入してからいくつもステージを経験している訳で、その間にほぼ馴染んでいたのもあってなんの心配もない。そもそもがアドット時代後期からグループ名を変えてここまで4人でやって来たスパンコール。そこに加わる経緯こそ裏の事情は分からないけど、やっぱり重大な決断があったと推測する。そんな中何が重要になるかと言うと、グループとしてのまとまりとファンの反応。

 

グループとしてと言うよりステージング。なお・まひろのツインメインボーカル、ふかだ・りこのステージを魅せるダンス。そこに如何にして加わったのかと言えば、歌唱もダンスもこなせるしこなしてきた経験値と持ち得ているアイドルとしての才能でもう初回(デビュー見てないけど)からスパンコールグッドタイムズだった。あまりにも馴染みすぎて5人になった意義を考えるほど。

 

そしてファンの反応。まぁ、デビューでほぼ100点の溶け込みが出来ていたものあるかも知れないけど、やっぱスパンコールのファンはだいだいがMELiSSA知っているからね。MELiSSAのレベルを分かってくれているし、それ抜きにしてもILUのファンは人が出来ているから新しい仲間を心よく迎えてくれる。転生先としては最高。

 

そんなあいなを加えて5人になったスパンコール。新たに加わったのはメンバーだけではなく楽曲も。

フロアを沸かせるロックを手にしつつも、フロアに充満するのはメロウなミュージック。勿論楽曲の良さを武器として主に据えるグループは沢山いる。しかしこの雰囲気、この熱の作り方が出来るグループはそうそういない、と断言したいほどのクオリティ。4人から5人になった意味合いをメンバーが証明しあってステージを創造する。

なお・まひろは益々歌声に自信を満ち溢れさせて伝える力を磨き上げる。ふかだ・りこは歌パートが減ったけど、その分ハモリやスパンコールを訴えかける表現力を高めた。そこにあいなの培ってきたアイドル力・ロック力が加わって「GOOD TIMEZ」は刻まれる。

 

 

たまにXで「スパンコールは楽曲派」と書いているけど、何となくイメージで「アイドルの楽曲派」って侮蔑の意味合いも多少込められている気がする。それはアイドルは顔で音楽なんてオマケ程度って思っていたり、本当に本当の楽曲を知らない等色々あるとは思うけど、俺は引き込まれる音楽は確実にあると思っていて、例えばWT☆EgretやLYSM、REBEL REBELなんかはその楽曲性の高さを実感している。

だから敢えてでもその楽曲性の高さを推奨しても恥ずかしくない、本物の楽曲派足り得るからこそ楽曲派ってワードを推している。本当の楽曲派の人って楽曲派って言葉に敏感な人が多い気がするから、少しでも多くの人に引っ掛かって欲しいって意味も込めて。そして引っ掛かってくれた人が聴いて納得してくれると信じれるパフォーマンスがあるから、これからも「楽曲派スパンコール」を推していく。

あぁ、あとはアイドルは顔って言うならスパンコールは益々マッチするよね。

 

 

ほぼワンマン専用の必殺技になりつつある世界の隅もあったし、ILUワンマンと言えばの新曲もあった。東京なら埋まる。でもまだ足りない。全国どこでもスパンコールのステージに酔いしれて溺れる光景があって欲しい。

仮にフロアが埋まらなかったとして悔しいのはメンバーだけじゃない。良い音楽があるから、それを知って満たされる空間。ファンと言うと主語が大きいから、俺は満ち溢れたフロアで沢山の人に共有して欲しいステージだ、とスパンコールに関しては自信を持って言える。