ポップ

POPPiNG EMOワンマン。

全体の感想としてはもう圧巻。アイドルの作るワンマンというよりアーティストのそれ。セットの建て込みもあり明らかに普段の対バンとは違いワンマンであることを強く印象付けていた。

この直後にるかの脱退も発表されて元体制ラストワンマンにはなったけど、とにかく4人の持っているポテンシャルが極まっていた。
一人一人がそれぞれ個人で舞台に立っていてそれぞれの表現をしているんだけど、結果として4つの個が集って1つのPOPPiNG EMOというグループを作り上げている、という感覚。それは楽曲ごとに勿論振付けやフォーメーションがあるんだけど、腕の上げる角度やセンチ単位でも狂わない立ち位置なんかで見せるアイドルではなくて、ポピエモは振りと振りの間に自由度もあるし、今回は建て込みもあり普段のフォーメーションから逸脱した世界観も表現出来たのもあり、よりなならしさ、さやからしさ、いくちゃんらしさ、るからしさを表現出来たステージだったからこそそこを強く感じたのかも知れない。


ツイートでも書いているけどポピエモにはステージに引き込む力があって、対バン等の通常時ですらタイテ前後のグループのファン、或いはポピエモ初見と思われるフロア後方で見ている方々がステージが進むにつれ段々とフロアを縦断するかのごとく前方へと引き付けられていく姿を何度か目にした。俺ポピエモンだからと言えるほどステージを見ていると自負は出来ないにも関わらず。それだけ「表現者」としての水準が高いのがポピエモ。見終えたときの感想が歌が上手いとかダンスが凄いとかもうそういうレベルじゃない。

 


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昨年の夏はTIFにも@JAM EXPOにも出た。でもポピエモ的に一番手応えがあったんだろうなと推測しているのはUNDER THE SCREAM。
TIFに出ることはアイドル活動していく上での一つのステータスであって、今後様々なイベントに出場する際にグループのプロフィールに「TIF出場」を書けるのはデカい。当然現場でもステージを初めて見てくれる人の数がそもそも普段に比べれば多いだろうけど、やっぱりTIFは基本的にはキラキラアイドルの祭典であって、アーティスト寄りの実力があるポピエモが評価されるかというとなかなか難しい部分はあるのではないか。

そう考えれば、松隈ケンタ氏主催というポピエモのカラーにピッタリのイベントに割合としてポピエモを評価してくれる観客が多いと推定している。もしかしたらチャンピオンとして今後なんらかの形でイベントに関わることも出来るかも知れないし、やっぱ優勝出来たっていうのはデカい。


これからはナウドラのゆりあ(ポピエモに憧れがあった、って理由は凄い分かる)とオーディションで合格したもう一人を加えて5人体制で進んでいくそうですが…ポピエモのオーディション合格出来るってめちゃ凄いと思うんですが。今後も圧倒的なステージに期待しちゃう。