インパクト

カイジューバイミーワンマン。

 

なっきの「初期衝動ってなんやねん?」。

それはステージの上と下では受け取り方が変わるだろうから、フロアを埋める一つのピースとしてしか語れないんだけど。

 


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初めて見た時の衝撃。正に言葉通りの衝撃。

アイドルってのはキラキラしていて、ステージの上では華麗なダンスと高音主体の歌唱で成り立っている。そんなグループしか知らなかったのに、MELiSSAに出会って着いていった先にあったもう一つのアイドル像。その中に現れたカイジューバイミーのステージ。

ダンスの振りも揃っていないし歌声もやけにハスキー。このグループは振りを揃える必要もないし、譜面通り歌う必要なんてないと分かったからこそ、惹かれた。キラキラなアイドルを目指しているんじゃなくて、魂をステージで発露するギラギラしているアイドルであると分かった。それがカイジューバイミーに感じた初期衝動。

最近よく見ているグループの中にあって、それこそ「初めて見た」時のイメージが残っているのって実はあまり多くなくて、スパンコール(アドット)もWT☆EgretもRED-iも流れで見ているうちに段々と知っていったパターン。そう考えるとカイジューの与えるインパクトは今も昔も大きい気がする。残念なのは今その時の衝撃を受けとることが出来ないわけで、だからこそスタッフの方たちとも交わらず毎回新鮮な気持ちを持ってライブに臨むよう心掛けている。

 

ワンマン恒例の新曲もあり、現在地を確認するかのようなMCもあり。はなの「満足していない」って発言もまた未来にもっとデカくなっている自分たちしか想像していない気持ちの現れ。ステージで大きくなること、ステージでしかカイジューバイミーは成長出来ないこと。だから一つ一つに魂を込める。その姿勢がステージの上にある初期衝動なのかも知れない。どのステージも一つとして同じものはなく、全てが初めての「今」を創っている。

フロアには初めてカイジューを見る人もずっと見続けている人もいる。ただ、SEが流れれば全てに平等に初めてのステージが待っている。一秒後、一分後、終わるまで未知のステージを堪能させてくれる実力と熱気を持ち合わせているからこそ、初めて見たあの時のようなインパクトを喰らっている。ステージに立って今を生きている証、今という命の一秒を紡いでいるのが伝わってくる。

始まる前から熱気が籠ったCYCLONE。初めて見たあの日のあの時にはステージの上にあったけど、多分フロアからは発せられていなかったその熱がカイジューの成長と共に集まって蓄積されて今日を創り上げた。

 


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めっちゃ期待しているんだよ、カイジューバイミーには。俺たちのカイジューバイミーがみんなのカイジューバイミーになることを。まだ出会っていない人々に強い強い強い初期衝動を与えることを。