ダメージ床にはトラマナ

特典会を待ちながらTHE+BETHワンマン。

マジライブ終わり直後から書き始めているから内容がライブ中心。いや、それが基本やろ。

 

今年は結構色んなグループのワンマン見てきたけど、一番自由で個性的なワンマンだった気がする。

映像を巧みに使って演出してみたり、見に来ているアイドルちゃんたちをステージに上げて一緒に踊ってみたり、楽しませるための仕掛けも色々。個人的にはSOSひなえ画伯の似顔絵コーナーでさなり(DEMO)引っ張って来たのは優勝。

コントもその一環でステージで歌うだけじゃない、見に来てくれた紡ぎCREW、未来の紡ぎCREWを楽しませて、自分たちも楽しくなる。それがザベスのワンマン。

 

とは言え本題は当然ライブ。初めて見たときからKiller Tuneに出始めた辺りに比べてそれはもうステージが上手くなった。歌唱やダンスのレベルアップは当然あるんだろうけど、それらをひっくるめて魅せるステージを作り上げていたように感じる。

勿論ワンマンと言う環境下、全員がザベスを見に来ているからこそ100%ステージに集中出来るのもあって、これまで、対バンで見るザベスとは違う力強さみたいなものを感じれた。あいのアオリにしたって、曲を聴いたことがないからどう盛り上がればいいのか分からない人たちに向けたものではなく、ステージとボルテージを共有するためのもの。やっぱり何をやっても結局ステージがアツくないと意味がないからね。まぁ、ザベスのライブには当たり前に熱があるからそこはなんの心配もないんだけど。

 

ここら辺からは流石に特典会終わって帰りの電車内。

あとザベスらしさを感じたのは来年にバンドセットでのQUATTROワンマンもそうだけど、挑戦する気持ちの強さね。全国、それこそ東京のアイドルたちが普段使いしなさそうなライブハウスも回りに回ったアリアハンツアー。初めて日程見たときには「無茶苦茶やな」と思ったけど、決まったからには全力で。X(旧トゥイットゥー)で毎日のように流れてくるライブ後の集合写真。ステージを重ねて積み重ねてレベルを上げていく様を眺めていた。

その集大成。新しい大陸へと歩を進めるに相応しいワンマン。新曲として12月から挑むドラマの主題歌もあったりこれまで歌い続けてきた楽曲もあった。そのほぼ全てに手を挙げて応える紡ぎCREW。ステージとフロアの境目さえも曖昧になる程の熱気。

 

楽しかったなぁ。その印象よりも良いグループになっているなぁ、って方が強く残った。真面目にライブに向き合って、とことんかっこ良くてとことんふざけてとことん泣いて。ギラギラした中にもしっかりとキラキラしたアイドルのピュアさを内包させた2時間。

本当に偶然のちょっとしたことでの出会いから約1年。2時間ステージやってもらって言うのは酷だけど、まだまだ戦っていられる。そう思わせてくれるほど、出会えたことに感謝出来るグループの1つ。