Love You So Much ←覚えやすい

LYSMワンマン。一か月前の話しになってまうけど。

 

どうやら初めてLYSMを見たのは去年8月のNext Worldらしい。その時は

もどマケ・アイカレ・MELiSSA・Finally・カイジューはこれまでに見ていたサンチーム。(この日は全部見たけど)そしてこの後お台場TIFに行くという回しスタイル。

全部見たので当然LYSMも見たんだけど、覚えているのは衣装がオレンジで何となくロックっぽかったなー、ってことだけ。5人だったことも覚えていないし、セトリも覚えていない。(1.LYSM 2.奇跡のクローバー 3.離れ離れ 4.春に問う、君に恋う 5.無限大Actor)

それから多分1.2回見ていて、しっかりと入ってきたのは今年GWのKiller Tune大阪。

 


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自分的になんかこのグループいいなって思うポイントとしては「曲が入って来ること」があって、例えばカイジューだったら全力シルエットだったりスパンコールだったらトーキョーlast numberだったり、ステージを見ようって気持ちが少しでもある状態で終わった後に曲が残っていることが重要だと思っている。そして大阪チューンでの『LYSM』がまさにそれ。初めて見たときには何もなかったけど、大阪遠征直前にも渋谷チューンで見ていたってのもあり素直に入って来たんだと思う。あと大阪終わったその月末にまた渋谷チューンで見れたってのも大きいかも知れない。短いスパンで何度も見れたのでより深く染み込んだ。

そうなってくるとサブスクを漁ってみようとなり、LYSMだけでも聴いてみようかとなる。で、他の曲もちょっと聴いてみるかとなった際に『奇跡のクローバー』も覚えているし『離れ離れ』も覚えている。『春に問う、君に恋う』『無限大Actor』もいい曲だし、『No time to die!!!!』も『ディスコネクションコード』も...なんだかんだでほぼ全部の楽曲をそこで聴き始めた。あの楽曲が好きでその楽曲を聴き続けて、そこからライブで聴いたりして少しずつ聴く楽曲を増やしていくってのが大体自分の中での流れだとしたら、初手から一気に聞き始めたって意味では自分の中ではLYSMは相当レアケース。

 

何故だろうか。LYSMの楽曲ってそこまで変わっているんだろうか?いやぁ、個人的見解としてはLYSMの楽曲って非常にシンプルでストレートだと感じている。ポップ・ロック・エモーショナルそれぞれの音楽の中にあって、LYSMの曲ってのはその王道ど真ん中に位置している気がして、でもそれは「誰にでも届きやすい」って印象。王道ってのはそれはそれは数あまたあるけど、その中でLYSMが届いてきたのはやっぱり「ライブ」でパフォーマンスを見たからかも知れない。まりあ・あかり・せいな・えまの本気が全力で発露されているステージ。LYSMが初めてのアイドル活動って子も多いみたいだけど、その初めてのアイドルで全力を出して本気になれるグループに相応しいのがLYSMだったんだろうし、だからこそその想いが楽曲に乗ってフロアを満たしていくのかも。

これまでに歩んできた軌跡を携えてBLAZEに集まったファンとこれからも共に進んで行く。そんな未来を見据えたワンマン。『LYSM』から始まって『リリカルスローモーション』で沸いて。これまでに聴いてきた楽曲たちが流れ続ける。幕間のVTRで流れた想いのうち半分以上も一緒ではなかったけれど、今はメンバーも楽曲もしっかりと刻みついている。

 

MELiSSAがいなくなってふらふらしている中、やれカイジューだスパンコールだWT☆EgretだポピエモだRED-iだ畳めないくらい広がっていく風呂敷だけど、更にもう一組「聴きたい」「見たい」って思うステージが増えてしまった。まぁでも心を揺さぶってくれる良いステージだからしょうがないんだよな。