Ange

ツイッターだと文字数なので河東杏樹1stミニアルバム『Natural』についてここに書いてみるけど、杏樹の曲に込めた想いとは全く違う受け取り方をしていると思うので、まぁ目に届きづらいここの方がいい気もする。

 

『Natural』は、先日行われた河東杏樹主催ライブ

 

 

にて披露された曲を収録したCDです。

言うてきちんとした寸評など書けぬ。それっぽくも書けぬ。無理や!だから感じ取る気持ち、それが一番大事。

 

Lotus…杏樹は「アニソンみたいな楽曲」と言っていたけど、確かにロックの入ったメロディでヒーローもの雰囲気は漂う。しかし歌詞を良く聴いてみると、アイドルカレッジを卒業してこれから進む道への決意が散りばめられている様に感じる。それを敢えてアップテンポにしたのは、アイカレ在籍時の「おっとりとしたあじゅ」のイメージからの逸脱、つまり河東杏樹として踏み出す心の衝動が現われしているのかも知れない。

 

Ask…こちらは一転「自然をテーマに」と言っていた(よね?)ように、CDのタイトルにもなっているようなNaturalな曲。杏樹のイメージでもある「花と美しさ」に視点を置いて、「CDのジャケットや歌詞カードの画像にマッチする」落ち着いた歌声で紡ぐ、杏樹が杏樹に語り掛けているかのような楽曲。

 

Good Day…恋をすること、誰かを想うことで今日が明日が楽しい一日になることをポップなメロディと杏樹の甘い歌声で歌い上げているキュートなラブソング。歌詞の一つ一つのワードのチョイスもシンプルだけど、それが一層恋する気持ちの喜びや素直さをストレートに映し出し、歌の世界への共鳴を近づけている。

 

ダイヤ…こちらも歌詞から伝わってくるのは、卒業と旅立ち。Lotusよりも強く詰め込んだこれまでの7年半への感謝のメッセージ。それを全て抱えて自分はこれからも輝き続けるんだ、と強い意志を持って歩むことを奥行きのある音楽で表現している。CDに織り込まれた全ての想いを紡ぎあげ、河東杏樹としての第一歩を謳い上げたメッセージ。

 

 4曲全ての色が違う、それでも全てに杏樹が表現されている素敵な一枚です。

今日からの日々を大切に。そして杏樹のこれからにエールを送りたいと思います。