するめ回

やっぱり夜中2時のテンションで見る番組じゃないんだろうか。改めて見直してみると昨日よりは面白みが感じられる。

内容。
まず番組構成として、企画パートで22.3分使えるのに、コーナーとしての時間制限を5分に設定してしまった。それなのに「時間余っちゃった」って、そりゃそうだろって感じ。結局まなチームvsおじまチームの緊急措置が取られていたけど、それもまぁ構成として事前に織り込み済みなのかなとも思ったが、おじまが「聞いてない」とつぶやいたのを聞いて本気で5分だけの企画で乗り切ろうとしていたのかと。その他の17.8分は升野さん頼りにしていたのなら、これはまながガチになりすぎたのが悪いわけじゃなく、構成の甘さ以外の何物でもない。

で、基本コートが狭い。枠をはみ出すなっつってんのに誰も守らない。「避けるか取るか」だけど、誰も取ろうとしない。初期設定だと16人コート内なので、当てられたとしても誰が当たったのか分かりづらくて、当たった本人もボンボン球が飛んでくる中リアクションが出来ない。これがイマイチ盛り上がれなかった原因かも。
しかしスタート前に最前線でウロチョロしているゆりっぺ。それに釣られてウロチョロしちゃうぴーや。そして背後から前線へかおるをグイグイ押し出すうめこ。それを升野さんが指摘すると、かおると何故かあちゃもが一緒になってうめこを引っ張り出すゆりっぺ。この回はゆりっぺが全体的にいい動きをしていた。

企画中。本当にまなの球に当たるのが怖かったのか、ぴーやが当てられたときにしれっと一緒になって逃げ出すあみ。ぴーやに当たった球がそのままあみに当たったのかも知れないけど、勢いで逃げちゃった気がする。外に出たときにぴーやとあみが何か喋ってるのはそれのこと?あとうめことさかっちが枠の外に逃げすぎ。
ぽむ・トン・さかっちの3人になってやっとコート内でリアクションが出来るようになったが、それでもメンバーがメンバーだったらそのままリアルに逃げ惑うだけだっただろうから、この3人が残ったのは企画としては幸運だったかも。そのわちゃわちゃしたリアクションにちょっとイラッとした表情をしちゃうまな。
そして唯一まなの球をキャッチしたさかっち。前のドッジ企画ではパスをしてばかりだったけど、そのドッジから始まった「ガチ」の後押しで今まで抑えていた素質を発揮出来るようになったのはさかっちにとってプラス。やはりポテンシャル高し。
最後はドッジマスターvs元スポーツ番長。最後にトンが残った状況を認識したトン好きのまなが「(当てるの)ヤダ。」と口にしつつも、1分20秒の攻防の末撃墜成功。当てたくなかったけど、それでもやり切ったまなは偉い。「ドッジでしか活躍出来ない」なんて言っちゃっても、そこはプライドがあってだろうね。

ここから時間あまりの急遽ガチドッジ。
取りピ。升「これから皆さんでトリピを頂きます。」→26「選んでいいんですか?外岡センパイ!」7「おい、選べよ!」→24「なおりん!」19「目ェ合ったのに」→26「ルーリーさん!」19「まぁまぁまぁ。」ここで選ばれないで残っていく悲しさってのを面白さに変えるため、前フリを常に継続していくゆりっぺ。それがあみの「めっちゃ恥ずかしいんだけど。」に繋がる。
それと平行して15「すいません、こっちババァばっかりなんですけど。」→24「ぷるさん!」14「いや、若いの!(取って)」の流れ。
升野さんの「うわ、残ってんなー、いらないなー。」の時点で未選択が13.16.19.25。最後に残ったぷにに24「いらないです。」→13「泣いてもいいですか?」
最後、あさひの「ババァばっか」に「こっち若いよね」とカブせるあみはさすが。

VSドッジ編。
何故かトンに抱きついて持ち上げようとするおじま。元外野でテンション上がるうめこに24「え、うめこさんですか?」12「何で?不満?」。テンション高くてまなが抱きつこうとするのに気付かないで飛び跳ねるうめこ。
スタート。と同時にスイッチ入ったおじま。3「お前こえーよ!」。チャッチしまくるさかっち。最後ルーリーに当てられて崩れ落ちるまなに遠い位置から真っ先に駆け寄るあさひ。そして当てられた悔しさよりも「ごめんなさい。」と口にしたまな。
最後の最後、升野さんから「あとは繋いで下さい。」と言われたときに真っ先にカメラが映し出し喋り出すのはやはりあみ。「みんな同じような企画やるんですよね。」と言っても、自分のことではなくフォンチーに話しを振り、広げようとするトークの感覚が分かっているのが心強い。
それなりに見所はあって、見れば見るほど面白さは分かってきそうなこの企画。しかしやはり夜中2時だと頭が回転しなくて構成の甘さだけしか見えてこないんだよな。まぁ、2時まで待って品はちよりはいいけどさ。