ドッキリ

5期生はドッキリ終わってまたドッキリ。!!!では多少歓迎会的要素があるものの、2つも続けてやんなくてもいいかと思う。でも内容的には「今しか出来ない」から連続。
「リハの雰囲気が悪い」は構成側で練り上げた末のお題目だったであろうけど、疑問はなんで泣かせるまで追い込みを掛けるようなお題にしたのかってこと。企画力の低下でまずはドッキリ、ドッキリといえば仲の悪さを見せ付けようぜ、なんて安易ものではないと願いたいところだけど、まぁこれで5期生が可哀想だからと同情を買ってもらえるのであれば5期生にとっては多少のプラスにもなるのかなぁ。2期生の加入後、増員時にどこかしらで起こる新メンバーに対する冷たい視線を持つファンへのクッション的な意味合いがあるのであれば悪くは無いとは思うが。
そしてお題目を受け取った上で各メンバーに脚色をしていった升野さん。兄貴の「どうせやるなら徹底的に」の助言も受けて最終目標を「5期生を泣かせる」に設定してしまう。MCもメンバーもスタッフもファンもみんな感覚が麻痺している!!!を取り巻く環境がそれを善しとしているものすごいけど、結局それが「アイドリング!!!」になってしまっている。そもそもMCが女の子苦手芸人なんで、「アイドルとはなんぞや」を根底に持っていてボーダーラインを平気で無視してくる。そこを楽しむのがアイドリング!!!というアイドルバラエティである以上、メンバーも受け入れて任務を遂行。結果最終目標を達成し、ワンパッケージとして完成させたからこそ升野さんに「神回」と言わしめた。27分完パケと言う特殊な収録を850回もこなした中で、メンバーそれぞれが動いて27分を完璧に作り上げられたという意味での神回なんだろうなぁ。捕らえ方が十人十色だから、ドッジボールのようなまな(&おじま)無双・バツミントンの青汁・相撲での負け犬コンビ号泣、どこが神回と思っても思わなくてもいいんだけど、結局それが見れるのはアイドリング!!!しか無いと思いながら見てればいいだけの話しなんじゃないかと。
書きながら思ったけど、どうせやるなら徹底的にって言ってしまえば「ガチで!」ってことかと。ドッキリもガチでやったのがこの回だったのかなと。「昔は良かった」なんて意見もあるだろうけど、俺は今の何事にも全力で挑むアイドリング!!!も好きだわ。
こういう考えも結果麻痺しているだけなのかも知れないけど。