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第35回 高松宮記念 (3月27日 中京 GI 芝1200m)
アドマイヤマックス(牡6歳 父-サンデーサイレンス
母-ダイナシュート 騎手・武豊 調教師・橋田満)



BOYS BE STYLISH! -実は1200初連対 やけにスタイリッシュな脚
BOYS BE STYLISH!


目の前に広がっていた未来は、一度骨折で霧散する。
クラシック。春を棒に振り、
戻ってきた最後一冠は、結果「最も合わない」菊花賞
鞍上、武豊
気まぐれを繰り返していた少年は、
日本最高のジョッキーを手にしても、
やがて歳を重ねても、少年のまま。
安田記念に2着を残しても、
あと一つ何かが足りなかった。
季節とともに走る距離を縮め
ダートなんて走った事もあった。
悲願の地。阪神2200m。
2200mもたない。
そんな彼が選んだのは中京1200m。
キングヘイローがそうだった。
鞍上、武豊
6歳になった彼は、スタイリッシュに駆けた。
最後のチャンスと知っていたからだろうか。
鞍上の見事なハンドルに導かれ、大外豪快。
あの少年が、GIを掴んだ。