第22回 フェブラリーステークス (2月20日 東京 GI ダ1600m)
メイショウボーラー(牡4歳 父-タイキシャトル
母-ナイスレイズ 騎手・福永祐一 調教師・白井寿昭)
証 -マイルもダートも圧勝も 父の仔の証
順調だったはずの2歳。
タイトルを目前にしていたはずだったが、
初GIでザグレブと言う名の息子に捕まった事から始まった道程。
3歳クラシック。
一冠目を走って早々に諦めたその血は、
父に王道を歩ませた芝・マイルへと向かっていく。
しかし、
NHKマイルカップ3人気3着。
安田記念8人気11着。
マイルCS7人気7着。
悲願は咲かず季節ばかりが過ぎ、やがて歳も変わる。
「何とかしたかった」トレーナーの英断は、ダート路線への転向。
先頭2番手で4コーナーを回り、3番手の上がり36.9でまとめてしまった初ダート。
ついに息子は「圧倒的」を身にまとう。
雨の東京。ダート。マイル。
3連勝目が、念願のGIタイトル。
「ダートも」走った父の血は、冬のダートでも花を咲かせた。
芝も、ダートも、マイルも。
そして、ユーイチの全開が始まった。
なるべく早めに21/21まで持って行きたい感じで。
