今年はまだ4ステしか見れていない。Killer Tuneへの出演割合も減ったし、出たら出たで俺がタイミング合わないことが重なった結果。
そんな今年は渋谷QUATTROのワンマンや美園ユニバース&キネマクラブでのツアーに加えアルバムリリースとなかなか精力的に活動。2マンも回数を重ねているけど同事務所のカイジューとは別動隊で動くことも増えて、スパンコールとしての音楽をまた広く知れ渡らせることに尽力していたように思う。そしてその出ているライブは対バン相手の名前を見ているとやっぱりと言うべきか、楽曲の良さをウリにしてる(ように感じる)相手ばかり。
21年MELiSSA主催の乾坤一擲で見た初めての覚醒のアドット。それを始まりとしてKiller Tuneでステージを見続けているうちに楽曲が染み込んできた。まひろにチェキ行き続けているうちに名古屋シアターZONEの地下駐車場で深田、その後も順調になお・りこへ。結局楽曲の良さがメンバーへと目を向ける大きな要素になっている。『雨のキネマとアンブレラ』『東京last number』を始め『世界の隅の真ん中で』辺りまでのアドット曲を携えてスパンコールへと名前を変えて『サーチライト』。そこから徐々にスパンコールとしての色を出してきて『Funky Magic』『フューズ』『By my side』など横揺れ曲や『MERRY-GO-LAND』『Shangri-LA』を送り出すことでGOOD TIMEZの全容が見えてきた。
そして新リリースとしてドロップされた『UNIVERSE』。めっちゃ良い。なんかもうアイドル楽曲ってイメージはほぼなく、懐かしさの中に新しさとスパンコールの輝きがちゃんとあって振り付けも動きが独特で楽しめる。
同じ事務所、と言うかプロデューサーの下で有難く思うのは一度リリースしたものでも時を経るとまたその時のスパンコールとして再度REレコーディングして楽曲を発表してくれるところ。一年前のスパンコールとその間に何回も何十回もステージで掛けて歌い方も表現の仕方も磨いた今のスパンコールは絶対に違うものになっているので、常に最新に近しい音源が耳元にあってくれる。レコーディングをする環境で生み出される音は絶対的なものに極めて似ているんだけど、その絶対を普段聴いていてその中で行くライブというその場その場で変化する相対的なものが絶対定期な音源に近ければ安心出来るし時にはそれを超えてくるステージだって見れる。だからライブの前はワクワク出来るし見終わったら満足感を得られる。
アドット時代の勢いを感じる楽曲群があってこそ好きになったけど、そこから楽曲派と謳ってもいい程の音楽に酔えるスパンコールの楽曲も好きになれている。4人のパフォーマンスがあってこそとも言えるし、純粋に音を楽しむと言うシンプルな行為も味わえるから来年もタイテに名前を探し続ける。