2024総括 10.WT☆Egret

正直WTEのライブはかなり気を遣って見ている。

そもそも知ったのが21年のKiller Tuneで『SHRASAGI DISCO』いいなってところからその年のZAWA Fesで初めてチェキ(ももな)に行ったくらいだから、まりなやももなが言う『オレたちの時代』初期あたりまでのことは知らない。

 

結成当時も知らないしそもそもオレが姫路の人じゃないので、そこまでWTEのライブに行けるわけじゃない。Killer Tuneで東京に遠征に来てくれたときくらいしか見れない人間が古の時代から遠征までして応援している方々を差し置いて何が出来るんだって話しよ。

話しだけど、遠征の民が少数になってしまうとクラップもオーイングもフロアを満たせないことがある。そうなったらいつにも増してクラップの音も大きくしないと。いつにも増して声も大きく出さないと。もうそれが出来るだけ見ているんだからステージが求めている力になるために周りの雰囲気を上げる為にやることをやらないといけない。

 

そこでだ。何に気を遣うのかと言えば、特にクラップのリズム。WTEのクラップは難しい。楽曲が変態だからリズムを取るのも入れるポイントも難しいわけよ。マジで『prism』初見じゃクリア出来ない。しかも叩くならステージのリズムを崩してはいけない。クラップにしても(俺は打てないけど)MIXにしてもフロアがテンポをずらしてはアカンと思う。一番大事なのはまりなが気持ち良く歌えるように、ももなのダンスのテンポを崩さないように、のあのパートに入るリズムを守るようにすること。だから歌声と音を良く聴いてリズムをしっかりと取りながらクラップをする。それがステージをより乗せられると信じながら手を叩く。『かぜはやみ』の2回を忘れない様に。

 

今年はmistfes、Killer Tune大阪等遠征や歌舞伎町UP GATE、@JAM EXPO等大型イベントも出演し、グループとしてはとかち・ほのが正規昇格で5人体制に。ただ増えたってだけじゃない、歌パートを貰えていなかったとしてもマイクを手にしてハモリに自分を込めて踊る。ステージの前に出て歌うことが出来ないから後ろから客席に目線を配る。WT☆Egretとしてステージに立つ以上、たとえ自分の為だとしてもだからこそすべきことをとかちもほのもしていたし、これに呼応してまりなやのあの歌声も伸びてももなのダンスも一段とキレを増す。そして年末から始まる東名阪ツアーなどこれまでの水準をキープしつつまた上へと羽ばたくための新しい「5人のWT☆Egret」がスタートを切った。

 

MELiSSAから覚醒してアイドルロックに目覚めたはずの俺がなんでキラキラ系楽曲派アイドルをここまで追いかけているのか未だに謎だけど、楽曲の良さは本物だしそれに釣られて特典会行ったら5人それぞれに心地よさがあるからなのかもなぁ。てことは5人がWT☆Egretというグループをしっかりと作り上げられているってことなんだろうな。