改めて

ヴィクトワール、ゲートを出て最後方。道中押し上げてトランセンドをかわす勢いで4角へ。直線トランセンドと叩き合ってかわして1着でゴール。時計は2分5秒94。ヴィクトの親父を東京優駿に導いたデムーロも男泣き。最後センドと合わせて叩き合えたことも功を奏した気がする。中山無敵のヴィクトが勝った。これが今後の経験となりうるのか。
日本馬1-2。トランセンド2着。アメリカ馬のような粘り。ヴィクトに交わされたものの逃げて粘っての2着には十分な価値。ダート馬でも十分に通用することを証明。やっぱり前へ前への脚質が合うのか。
ブエナビスタ8着。道中最後方ヴィクトの前、後方2番手。ヴィクトが上がったことで最後方。4角前からじりじり動き大外へ出したものの詰め切れず。AWと芝の違いなのか。
それにしても、遂に日本がドバイを獲った。ライブリマウントから16年。ホクトベガ予後不良トゥザヴィクトリーの2着健闘、アグネスデジタルカネヒキリヴァーミリアンと砂の王者が苦渋を味わった舞台がAWに変わり、遂に皐月賞馬による天下獲り。
日本の競馬史が変わった。馬柱に「ドバイWC①」と刻まれる馬が現れた。夢のようだけど、夢じゃない。さぁ次だ。チャーチルダウンズ。ロンシャン。日本は強い。