第66回 優駿牝馬(オークス) (5月22日 東京 3歳 牝馬 GI 芝2400m)
シーザリオ(牝3歳 父-スペシャルウィーク
母-キロフプリミエール 騎手・福永祐一 調教師・角居勝彦)
BON VOYAGE! -「二つの国」の一カ国目 オークス馬はダービー馬から
勢いに乗る3つの力。
ハットトリック、ディアデラノビア、
オーナー・キャロットファーム。
ハットトリック、ディアデラノビア、
トレーナー・角居勝彦。
メイショウボーラー、ヒシアトラス、ラインクラフト、
ジョッキー・福永祐一。
重賞戦線を賑わしてきた男達が揃い踏み。
桜花賞では実現しなかった。
それが唯一の土ではあるが、
「適所」では、負けるはずも無い。
2番人気の武豊を複勝180円にしてみせ、
単勝150円が4コーナー突入。
「下手に乗ってしまった」。
冑の緒を締めた鞍上を助けたのは、
全てを切り裂いた、33.3の脚。
届いて、交わした。
同僚、ディアデラノビアとの1-3フィニッシュは、
「秋」では無く「まだ春」を意識させる。
挑戦。
アメリカンオークス。
同僚のパンク。
女王は一人で旅立ったが、3角先頭。
ペースが合わない。
誰も着いて来れない。
4角独走。4馬身。
追い込み。先行。
女王は自在と共に。
3つの力と共に。